リハビリテーション科
当院ではリハビリ設備を豊富に整え、専門トレーナーの指導のもとリハビリを行っております。
リハビリは人と同じく、動物の高齢化や関節疾患の増加に伴い、とても重要になっております。当院のトレーナーによるリハビリは、スウェーデンの動物療法で用いられているアニマルマッサージをもとに、動物理学療法の先進国であるオーストラリアの技術を取入れ、解剖学や犬特有の疾病を重視し、開発された高レベルなドッグマッサージを実施しております。犬の筋肉と骨格をきちんと理解した上で、犬の健康に効果的なマッサージを行っていきます。手術後のワンちゃんのリハビリ、高齢化のワンちゃんの老化予防として特に有効です。またリラックス効果もあり、人とワンちゃんのコミュニケーションの向上にも役立ちます。
以下のようなワンちゃんはご相談ください
- 関節の問題を指摘されている
- 運動、散歩が好きではない
- 肥満気味である
- 時折歩き方がふらつく時がある(特に高齢の方)
- 年齢が高くなってきた。(7歳以上)
- 過去に足、腰の病歴、手術歴がある(膝、股関節、椎間板ヘルニア等)
トレーナー紹介
安居院 千尋(あぐい ちひろ)
ドッグケア・インターナショナル・スクール代表
Sweden AAM 公認DogMassage インストラクター
Sweden Blekinge Hundsim 水中療法 Program修了
Australia DOGS IN MOTION Animal Rihabilitation Program advance 修了
動物看護師統一認定機構 認定VT
台湾 美和科技大学 特任講師
ホームページ:http://www.dogcare-msg.com/
リハビリテーション施設と施術風景
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リハビリ症例紹介
ポメラニアン 雄 5歳 環軸椎亜脱臼
他院で術後、病院でリハビリを行うも6カ月間歩行困難でした。
左半身が麻痺しており、元気がなく、ほとんど動かない状態です。施術は毎週1回行いました。
左半身に力が入らず、歩行が困難です。 飛節関節が逆方向に曲がってしまいます。
マッサージを初めて1カ月経過し、元気が出てよく歩き回るようになりました。
歩くことにより、後肢の筋肉量も増え安定したようで、飛節関節も安定した動きになりました。
ミニュチュアダックス 雄 4歳 椎間板ヘルニア
他院で術後、1か月歩行困難なため、当院に転院し、マッサージを含めたリハビリテーションを開始しました。
リハビリテーション開始から2週間経過後です。
後肢に力が入り、起立可能になりました。歩行は困難ながら可能にりましたが、長時間はまだ無理なようです。
マッサージを初めて1カ月経過し、ふらつきながらも、長時間の歩行が可能になりました。
その後順調に回復し、2カ月後には正常歩行が可能になりました。
MIX 雄 13歳 老齢性 歩行困難
後肢を跛行し、歩行が困難な状態でした。
他院では“年だから”で片づけられてしまったそうですが、あきらめきれず、当院へご来院されました。
背部が湾曲し、後肢を跛行し歩行が困難な状態です。
半腱様筋、半膜様筋部位に疼痛による震えがあります。また、腰部に圧痛点もあります。
腰部及び後肢中心にマッサージをし、ストレッチなどを行いました。
歩行困難になったせいでしょうか、気持ちも落ち込み気味で、覇気がありません。
マッサージを初めて1カ月経過し、後肢に力が入るようになり、跛行が軽減され歩行が容易になってきました。
まだ少し後肢を引きずることもありますが、背中の湾曲もだいぶ解消されました。
歩けることにより、自信を回復し、元気になりました。
こちらのわんちゃん、リハビリテーション開始から5か月後には、歩行はかなり改善され、スムーズな歩行が出来るようになしました。
リハビリを始める前の飼い主様のご希望は、山歩きが大好きだった愛犬にもう一度、山歩きをさせてあげたいということでしたが、希望が叶い、大変喜んでいただけました。
→ そのほかの過去の症例はこちらのPDFファイルでもご覧いただけます
当院の「症例紹介」ページにも随時アップをいたします。