CBDオイル
CBDオイルをご存じでしょうか? CBDオイル治療のご案内
CBDオイルは抗酸化作用、抗炎症作用が強く、がん・腫瘍、老齢性疾患、前庭疾患、癲癇、認知症、徘徊、夜鳴き、易怒などの老齢疾患、消化器疾患、筋骨格系疾患(椎間板ヘルニア、変形性関節症、関節リュウマチ、骨折など)、各種皮膚疾患、各種慢性疾患、各種炎症性疾患などに有効性が認められております。
CBDオイルとは
CBD(カンビナジオール)は麻より抽出される天然成分の一つです。
大麻草の茎と種からの抽出物で、精神作用のTHCを含まない安全なオイルです。
ヒトを含めた全ての脊椎動物には内因性カンビノナイドを持ち、それを介して様々な機能を制御しております。これをエンド・カンナビノイド・システム(ECS)といい、ヒトだけではなく脊椎動物が共通して持っています。 それは動物の体内に内因性カンナビノイドという物質が生成され、動物が生きていくのに必要不可欠なシステムとして形成されたと考えられています。 このECSが食欲、疼痛、免疫、感情、運動機能、発達、認知、記憶などをコントロールしています。
ヒトや動物は老化や強いストレス、栄養障害、重金属、環境ホルモン、女性ホルモンなどの原因により、内因性カンナビノイドの調節の異常や生成不足などが発生し「カンナビノイド欠乏症」の状態となるとされています。
CBDオイルによる治療とは、植物由来のカンナビノイドにより、動物・人の内因性カンナビノイドの欠乏を補い活性化して、細胞レベルの情報伝達を調整するという治療です。
CBDオイルの効果が期待されること
炎症の抑制、疼痛抑制、抗酸化、ストレスと不安神経症、食欲と採食、睡眠周期、記憶とトラウマ記憶の消去学習、血圧と血糖値の抑制、消化、悪心と嘔吐、神経保護、生殖、様々ながんによる症状の緩和、痛み、免疫のアップ、抗がん剤の副作用の軽減など、植物性CBDオイルが作用する可能性がある疾患は多数あります。 さらに抗炎症作用、免疫システムのバランスを調整する作用があります。
当院の症例
- 神経疾患、炎症疾患、痛み、精神的不安、神経症状、けいれん、睡眠障害、
- 認知症、ぼけ、徘徊、攻撃行動、夜鳴、易怒などの高齢期の問題に有効
- 水頭症、神経障害、前庭疾患、椎間板ヘルニア、関節疾患、変形性関節炎
- リュウマチ様疾患、骨折 アンチエィジエング、病気の予防に
- 皮膚炎、アトピー疾患、消化器疾患、アンチエイジング、各種加齢性疾患
- 各種腫瘍の補助療法として有効:抗炎症、抗酸化、抗ガン剤副作用軽減
当院で使用するCBDオイルについて
現在、インターネットなどに多くのCBDオイルが販売されております。しかし、効果や価格、品質については疑問符がつく製品がとても多く適切な効果を期待する製品を選ぶことは困難です。当院は臨床CBDオイル研究会に所属し、医療に使うため効果が高く、継続的な使用が可能である製品を使用しております。
CBDオイルの種類
2%、3%、5%、8%、10%、15%といくつかの種類があります。 症状や動物の状態によりCBDオイルを選択します。
副作用について
CBDオイルは副作用が少なく健康増進作用が報告されていますが、人ではまれにアレルギーや眠気、動悸などを感じる場合もあるとされております。
BBDは安全性が高い成分ですが、海外例では高用量で肝臓の酵素の異常となる可能性も報告されております。また、ある種の医薬品とは相互作用に注意が必要です。必ず獣医師と相談の上実施してください。
服用方法
●舌下投与:口内または、舌下投与が推奨されております。
粘膜からの吸収は消化管からより良好で、肝臓でも代謝が避けられため、速や かにより良い効果が得られます。
●直接投与が難しい場合:直接舌下や口内に投与が難しい場合は、市販のカプセルに入れたり、フードに混ぜたり、エビオスという健胃剤の粉薬などに混ぜたり、ココナツオイルなどを加えて舐めさせたりして投与します。
肝臓で代謝の影響を受けるため効果はやや劣ります。
投与量
動物の年齢や体重、身体の状態、病気の種類により異なります。
最初は少量より初めて、徐々に適正な量を決めていきます。
CBDオイルの使用は、必ず経験の豊かな獣医師の診察の上投与して下さい。
臨床CBDオイル研究会
臨床CBD研究会は、医師、歯科医師、獣医師の研究会です。
院長はこの研究会のボードメンバーです。
臨床CBDオイル研究会:http://cbd-info.jp