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高濃度ビタミンC点滴療法

高濃度ビタミンC点滴療法は、 1976年ノーベル賞受賞者のポーリング博士がビタミンCの末期ガン患者延命効果発表しました。
人の医療では、高濃度ビタミンC点滴療法によるがんの治療が日本、欧米、メキシコなど多くの国で実施され、効果をあげてあります。


昨年、院長が日本の第一人者である水上治先生のセミナーを受講し、直接クリニックでお話を聞き、この治療の有効性について御指導いただきました。 その後、本治療の治療指導している点滴療法研究会の柳澤厚生会長の御指導のもと、平成22年秋に6名の獣医師が高濃度ビタミンC点滴療法認定医の試験に獣医師としては、 日本で初めて合格しました。院長もその獣医師の一人です!
現在は、獣医師用の高濃度ビタミンCのプロトコルを作成して、多くの動物のがん治療に使用しております。
院長は、高濃度ビタミンC点滴療法やマイヤーズカクテルという点滴療法を獣医師に広めるため、セミナーを行っています。

高濃度ビタミンC点滴療法は

ビタミンCは通常は、抗酸化作用、還元作用を持つが、血清中のビタミンCが高濃度では。過酸化水素が大量に発生し、ガン細胞を死滅せしめるもので、点滴によってこの濃度を作ります。
この作用は、正常細胞には、全く副作用がなく、一般の抗がん剤のように耐性がおこらず、あらゆるガンに効果が期待されます。

高濃度ビタミンC点滴療法の作用

  • 免疫賦活作用
  • 抗菌・ビールス作用(感染を防ぐ)
  • 抗酸化作用
  • コラーゲン増殖作用(ガン細胞をがんじがらめにして、再発、転移を防ぐ
  • 腫瘍血管新生阻害作用(ガンにできる新しい血管を作りにくくし、兵糧攻めにする)
  • 鎮痛作用
などが、証明されております。

超高濃度点滴療法は高濃度ビタミンC点滴療法

がん治療とオゾン療法が有効とされています(末期の患者は禁忌です)。

(点滴療法研究会実践セミナーより、引用)
  • 現在は有効な治療法がない
  • 抗ガン剤、放射線療法が無効
  • 現在治療中の抗ガン剤に併用
  • 抗ガンでは副作用が強すぎる
  • 手術までの大気中における術前療法

高濃度ビタミンC点滴療法の実施

一般のガン治療と同様に血液検査、血液生化学検査、レントゲン検査、エコー検査、病理検査、CT、MRI等の検査が必要です。
点滴開始前には、赤血球のG6PD検査が必要です。
G6PDは遺伝的に欠損の場合に高濃度ビタミンC点滴を行なうと溶血を起こす危険性があります。 アメリカの報告では犬3300頭に1頭に割合とされております。

高濃度ビタミンC点滴療法に使用するビタミンCは日本の注射薬は防腐剤が入っているため使用できず、海外より防腐剤の入っていない天然型ビタミンCを輸入して使用します。
週2〜3回(初めは毎日もある) 点滴をして、定期的に血中のビタミンC濃度を測定しながら実施します。重症の程度により回数も違います。
より、効果をあげるために、毎日ビタミンCの内服、ビタミンCを体内で再生するビタミンK、銅、αリポ酸。CoQ10、カルニチンを飲んでいただきます。

この治療は、米国では、4大学医学部で臨床試験中で、近いうちに米国FAD食品薬品局が、抗癌剤として認定される可能性が大です。
アメリカではすでに統合医療を行なっている動物病院でも実践されておます。

高濃度ビタミンC点滴療法の効果は

抗ガン作用、抗ウイルス作用、抗アレルギー作用の他にビタミンCはコラーゲン生成に関わる重要な栄養素であることから、慢性関節症、慢性皮膚病、アンチエージェング、骨粗しょう症などに効果が期待されます。

今後の展望

ガンの治療は現代の高度医療でも決定的なものはありません。
当院では、現代医療の手術、抗ガン剤、放射線療法のみではどうぶつのガンは治らないと考えております。
(統合医療センターの自然療法によるガン治療参照)。抗ガン剤の副作用で苦しみ、やせ衰え、全身脱毛で苦しむ動物の現在のガン治療は間違いと思います。病気があっても元気で過ごして欲しいと考えます。
手術、抗ガン剤、放射線療法のみの治療から、可能性にかけてみませんか?
動物の心を癒し、身体をサポートし、QOLを高める治療を当院は提案いたします。

高濃度ビタミンC点滴療法を動物のガン治療に加えることは画期的な強力な治療の一種となると考えます。

推薦図書

水上治著「超高濃度ビタミンC点滴療法」(PHP研究所)
柳澤厚生著「ビタミンCガン細胞を殺す」(角川ssc新書)

→ 点滴療法研究会ホームページ

 

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