4)正面のX線所見です。大腿骨遠位の内湾(青矢印)、膝蓋骨の内方脱臼(白矢印)、脛骨の内旋、脛骨稜の内方への変位(黄矢印)、等が観察されます。 |
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5)無菌手術の準備の後に、手術方法の再確認をします。 |
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6)皮膚の切開は外側の膝関節を中心に行われます。 |
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7)大腿骨、脛骨の筋肉群の変位の有無を確認した後に、前縫工筋をその遠位付着部で切離します。 |
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8)殆どのケースで、内側広筋を露出し、 |
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9)内側広筋の遠位大腿骨付着部を完全に切離します。内側広筋を切離する事によって、滑車溝上で膝蓋骨の位置が以前より安定する筈です。膝蓋骨の内方脱臼の程度がさらにシビアーなケースでは内側の関節包の一部を切開し、膝蓋骨の滑車溝上での更なる安定化を図ります。 |
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10)外側の膝関節包を切開し、滑車溝を露出します。 |
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11)滑車溝に楔状骨切術を施し、 |
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12)切離された海綿質骨を含んだ滑車溝の軟骨片は保存されます。 |
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13)滑車溝は更に深くリーミングが施され、 |
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14)保存されていた軟骨片を再建された滑車溝に埋め込み、 |
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15)再建された滑車溝に膝蓋骨を再配置し、再建された滑車溝と膝蓋骨の動的そして静的なバランスを確認します。 |
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16)次いで脛骨稜より前脛骨筋を剥離します。 |
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17)脛骨稜に2本のホールを作製します。 |
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18)適切な部位で脛骨稜の切離を行いますがこの際、遠位膝蓋靭帯は切離せず保存されます。 |
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19)切離された脛骨稜を適切な角度で外方に移動させ(黒矢印)、大腿直筋―膝蓋骨―膝蓋靭帯―脛骨稜のアライメントを整え、2本のワイヤーで切離された脛骨稜を固定します。 |
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20)脛骨稜の頭部より脛骨内側顆に向けてドリリングを施し、 |
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21)適切な長さの1,5mm、あるいは2,0mmのスクリューを挿入し切離された脛骨稜の固定をより強固にします。 |
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22)外側の関節包は適度な幅で3-0或いは4-0のステンレス糸で縫縮します。 |
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23)切離された前脛骨筋は元の部位で縫合され、 |
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24)初めに切離された内側広筋の遠位は大腿直筋に軽く縫合し、 |
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25)切離された前縫工筋は元の位置で縫合されます。 |
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26)皮下織、皮膚は通常どおり縫合しOPを終了します。所要時間は約1,5時間です。 |
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27)術後の正面X線所見です。大腿直筋―再建された滑車溝上での膝蓋骨(白矢印)―脛骨稜のアライメントが正しく矯正されているのが分かります。 |
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28)側面X線所見では、正しく挿入されたスクリューの位置が確認出来ます。 |
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