左右の橈骨尺骨の骨折の外科治療

●46、47
この症例は体重、2kg弱の小型犬の左右の橈尺骨の遠位部の骨折です。
滑り台からジヤンプしたそうです。一年間でこの様な症例が1-2頭紹介されて来ます。
左側の手根関節は外側に捻転変位しています。小型犬の骨折の治療の為のスクリュー、プレート等が開発され、最近は整復手術がとても楽になりましたが、この様な左右の同時の骨折は手術後のケアーがとても大変です。
橈尺骨遠位部の骨折   橈尺骨遠位部の骨折
 
●48
左右の前肢にアルミのカストを架けて,さらに体重の負荷を避けて一か月安静にします。
骨折部の治癒後、これらのスクリュー、プレートは除去されます。
  橈尺骨遠位部の骨折
 
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